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腸や膀胱が会陰部でヘルニアを起こす病気です。通常骨盤部分の筋肉により臓器は外に出ないよう抑えられていますが、筋肉が虚弱になっている状態ではその間をすり抜け、ヘルニアを起こす病気です。雄性ホルモンが大きく影響しており、未去勢の高齢雄で多い病気です。
肛門の斜め下あたりがぽこっと膨れ、排便困難、排尿困難や場合により腸閉塞を起こします。前立腺肥大症もよく併発しています。
治療はヘルニア部分の筋肉を縫い合わせることと、同時の去勢手術により行いますが、すでに筋肉が薄っぺらくなっている場合には縫い合わせてもまたヘルニアを再発することも多く、やっかいなこともあります。
予防は若いときに去勢手術をしておくことです。
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