有袋類はなぜオーストラリアにいるのか?




 中生代は恐竜が地上を支配していました。ほ乳類はいるにはいましたが、ネズミのようなかたちのものが細々と暮らしていました。

 中生代の白亜紀には、現在の3つのグループが出そろいます。
単孔類カモノハシハリモグラ
有袋類カンガルーコアラ
真獣類:“一般的”なほ乳類

 恐竜が絶滅して新生代にはいると、ほ乳類は恐竜のいなくなった世界に拡がっていきます。


 しかし、真獣類に比べると、
有袋類の方が生存競争では弱かったのです。
 最初は北アメリカ、南アメリカに生息していた有袋類は、真獣類の進出に追われるように南へと追いやられていきました。

 
昔は暖かった南極大陸に渡り、陸づたいにオーストラリアにまで移動しました。
 やがて、南極大陸は南アメリカとオーストラリアから分離し、南に移動して氷に覆われてしまいました。

 現在では有袋類は、
南アメリカとオーストラリア、ニュージーランドにのみ生息しています。