小雪ちゃんの足の皮膚欠損の手術


実家で飼っていたネコの小雪が前足にけがをして戻ってきました。皮膚欠損の部位は広く、しかも手の先なので皮膚を縫い合わせるのは不可能です。
そのため、横腹の皮膚を手に移植する手術をすることにしました。

横腹に2本の切開を加え、その下にトンネルを作って手を通過させます。人間でいうこぶしの部分は皮膚の下に潜っており、手の先が見えています。
皮膚を縫合します。手は横腹に固定された状態です。
あわれ小雪ちゃんは片手が使えないまま3週間この状態です。ずっとケージに入れていたのですが起きあがれないようで、横になって「ニャー・・」とないていました。
「てっ、手がうごかん・・」と思ってたのかな?
なんとか皮膚がくっつき一安心です。横腹の皮膚が移植されたのでそこだけなんだか毛がフサフサです。
ケガが治って良かったね!小雪ちゃん。

ネコは外に行くとよくケガやケンカをしてきます。外には出さずに家の中で飼うことをお勧めします。