|
|
|
|
|
陰部にしこりができたという犬が来院です。飼い主さんとお話の結果、外科的に摘出をすることにしました。 |
|
|
|
|
|
|
|
このまま大きくなると、排尿障害になって、そこから命を脅かされる可能性も考えられます。
毛刈りをした後、消毒して手術の準備をします。 |
|
|
|
|
|
|
|
メスで切開部位に切れ込みを入れます。 |
|
|
|
|
|
|
|
しこりは大きいですが、メッツェンバーム鋏で分離していくと、比較的明瞭に分離していけました。 |
|
|
|
|
|
|
|
場所柄出血もしやすいところですので、電気メスで出血をこまめに止めながらしこりを剥離していきます。 |
|
|
|
|
|
|
|
きれいに分離して摘出することができました。 |
|
|
|
|
|
|
|
皮下組織を吸収糸で縫合し、死腔ができないようにします。
皮下をきれいに縫っておけば、皮膚も縫合しやすくなります。 |
|
|
|
|
|
|
|
皮膚を縫合し終わったところです。
幸い、皮膚の引きつれは最小限で済みました。
術後は排尿等に影響も見られず、術野もきれいに治癒してくれました。 |
|
|
|
|
|
|
しこりはできたら小さいうちに取る、というのがおおむね最善です。
血管や神経、尿路の近くにできていたりして、大きくなると特に摘出が大変になります。
しこりを見つけたら早めに動物病院でご相談下さい。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|