肢端の皮膚炎




 足の先、特に指の間に皮膚炎が起こると犬は気にしてびっこをひいたり、気にしてなめたりします。原因は草ののぎや異物(最多)、細菌・真菌の感染、内分泌疾患、自己免疫疾患、腫瘍、その他です。

 見た目で判断が付くこともありますが、場合により顕微鏡検査で病原菌を調べたり、腫瘍でないかを調べます。
 異物性炎症は一番多い原因で、たまにやっかいなこともあります。犬は人と違い靴を履いていません。指の間の皮膚は柔らかいので、地面を歩いていて、草の先端やとがったものが刺さる事があります。そのまま抜けてくれると良いのですが、異物が組織の中に残ると異物性の肉芽腫性炎症を起こすことがあります。ぽっこりと腫れたりなかなか治らないことがあります。
 感染によるものであれば抗生物質でひくことが多いですが、異物が残っている時には腫れがひかなかったり、膿が出続けたりすることがあります。抗生物質に反応しないときには外科的にそこを開いて異物を探す必要があるかも知れません。