ドライアイ




 ドライアイは涙の量が正常よりも少ないために、眼の表面が乾き、潰瘍や色素性角膜炎、細菌感染などを起こす病気です。
 原因としては特発性もしくは免疫介在性に涙の産生細胞がダメージを受け、涙の産生量が減少することが多いです。その他としては顔面神経麻痺などがあります。 
 シルマーティアテストという涙の産生量の検査をすることで診断します。検査紙を眼瞼に挟んで1分間に15-25mmが正常値ですが、ドライアイの場合には10mm以下に減少します。
 免疫介在のものではサイクロスポリンという免疫反応を抑える薬を点眼します。単純なものでは2-4週間以内に反応することが多いですが、特発性のものでは反応が薄いです。細菌感染もよく起こして余計悪化しますので、抗生剤も併用します。ステロイドを使用しまする時もありますが、潰瘍があるときにステロイドを使用すると潰瘍が悪化しますので注意が必要です。涙産生を刺激するための薬を内服する場合もあります。
 体質が関係している病気ですので
長期の治療が必要で、再発の可能性も高い病気です。
 進行とともに眼の表面が真っ黒になって目が見えなくなってしまうことの多い病気ですので、早期からの治療が必要です。