ネットで「何の病気ですか」と聞かれても


今は、ネットが発達していて便利になります。
何か不明なものや知りたい事があれば、
少しばかり検索すれば、ぱっと数秒で、パソコンに出て来たりします。

何かを調べるには便利な時代ですが、
それは他の飼い主さんにしても同じ事のようで、
病気の事や動物病院の事をネットで検索したりして、
僕のブログや病院のHPにたどり着いて来る人もしばしばいるようです。

ネットをしていると、僕が獣医師であるということで、
病気についての質問をネットでして来る人もけっこういます。

ネットだと、軽い気持ちで聞けたりするという事もあるようで、
突然知らない人から、掲示板やメールなどで尋ねて来る事もあったりします。

ただ、実際には、ネットで尋ねられたりしても、
実際に動物を診てみないと何とも言えない事も多いです。

よくあるのが、
「動物がしゅんとして、元気がない様なのですが、
 何の病気なのでしょうか。」
というような問い合わせです。

実際には、直接診てみて、体を触ったり、
必要に応じて、血液検査やレントゲン検査をしてみないと
分からない事も多いのですが、
ネットであいまいな症状で尋ねられても、
何とも分からない事も多いです。

基本的に、無責任なことを言うわけにはいきませんので、
「気になるようであれば、早めに動物病院に連れて行って、
 獣医師に診察してもらって下さい。」
と言う事になる事が多いです。

様子を見ていれば良いでしょう、なんてことを言うと、
後から、
「様子を見ていたら悪くなった、どうしてくれる。」
と言われたりする可能性もありますので、
診てもいない動物に対して、大丈夫ということは絶対に言いません。

気になるのであれば、ネットで尋ねるよりも、
まずは病院に行って、診察を受ける方がいいのではないのかな、
とも思ったりするのですが、気になった時に、まずネットで検索して、
検索してついでに尋ねてみよう、という(?)飼い主さんも多いようです。

ネットでアドバイスを求められた時に、
それに応えて、アドバイスをする内容に、
どれだけの責任を持たなければいけないのか、
というのは何とも分からない所ですが、
軽々しく、いい加減な事は言えないところです。


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