実は男の子だったのね


病院に来る動物には、それぞれいろいろな名前が付けられていますが、
性別によって、男の子には男の子っぽい名前、
女の子には女の子っぽい名前が付けられています。

だいたいの場合は、性別と名前が一致している事がほとんどですが、
中には、女の子だと思って飼っていたら、
実は男の子だったり、その逆だったりと、
実は性別が思っていたのと違っていた、
ということが来院して判明する事もあったりします。

性別が違っていた場合、
その後名前をどうするかと言うのは、
飼い主さんとしては悩むところであるようです。

中にはオスでもメスでも使えそうな名前もあったりして、
そんな場合は性別が変わっても呼び名はそのまま、
という場合もあるのですが、
とても男の子らしい名前だったり、
女の子らしい名前だったりすると、
さぁ、名前をどうしよう、となります。

当の動物本人にしてみれば、自分の名前がかっこいいか、
かわいいかなんて事はたいした問題ではないのだと思いますが、
飼い主さんにすれば、男の子はかっこいい名前で、
女の子はかわいい名前を付けたい、
という気持ちがあるようです。

カルテを登録する時には、名前をパソコンに入れる必要があるのですが、
名前をどうしましょうと相談すると、
では改名します、となることもしばしばです。

今までも、かわいらしい名前で病院にやって来た子が、
病院で男の子だった事が判明し、
急遽、男の子らしい名前に改名して帰って行った、
ということもあったりします。

性別と言うのは、簡単なようで難しい場合もあり、
生後1ヶ月未満のまだ未熟な段階だったりすると、
渡した人も間違えてしまっていたりする場合もあったりするようです。

本人にすれば、なんで呼ばれ方がいきなり変わったのかな、
と思うかもしれませんが、飼い主さんがその方が納得できるのであれば、
途中で改名するのもありだと思います。

その一方で、名前を付けた後で性別が判明したものの、
もう名前が定着したからということで、
そのままの名前で行く、という飼い主さんもいたりするようです。

女の子の「ゴンちゃん」でも、それはそれで問題はないですし、
本人は自分の名前の響きなど、特に気にはしないと思います。

もっとも、診察をする僕を含め、
周りの人間は性別どちらか、惑わされるかもしれません。

てっきり男の子だと思っていて、
カルテをめくったら性別を思い出し直し、
病気の鑑別対象が変わって来る、
ということはあるかもしれないですね。


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