自宅か通いか


開業獣医師と言うのは、院長として自分の動物病院を持っている人の事ですが、
住んでいる場所が動物病院と同じ建物の場合と、
別の建物に住んでいて、毎日職場としての動物病院に通っている場合とがあります。

同じ建物に住んでいる場合は、
最大のメリットと言うのは、病院にすぐ行ける事です。
入院させていたり、緊急で誰かがやって来るという場合は、
階段を下りて病院に行けばすぐですので、
時間外に対応するのも楽です。

また、毎日の通勤時間というのもないので、
空いた時間を有効利用する事もできます。

デメリットとしては(デメリットと思うかどうか、という話ですが)、
診察時間外に電話がかかって来ると、
その対応もしないといけないという事です。

別のところに住んでいる場合のメリットは、
自宅が動物病院、という場合のちょうど逆です。

メリット(と思うかは人それぞれです)は、
診察時間外は病院とはなれた場所にいるので、
プライベートの時間と仕事の時間を区別しやすいという事です。

デメリットとしては、別の場所に住んでいれば、
入院患者などがいても、目が届きにくくなってしまうという事です。
一緒の場所にすんでいれば夜中も何度か見に行けたとしても、
診察時間が終わって家に帰ってそれっきりとなると、
「朝病院に来たら、すでに入院の子がなくなっていた」
という事にもなりかねません。
それを防ぐには、夜中も病院の中に泊まり込んで様子を見るしかありません。

僕はと言えば、病院の上が自宅になっている、
自宅兼職場の形態になっています。

時間外に電話がかかって来て対応しなければいけない事もたびたびではありますが、
僕的には通勤時間もなく、
犬舍にもすぐに様子を見に行ける自宅兼の形態の方が好みではあります。

通いの方がプライベートを確保できるので好き、
という獣医師もいて、それはそれで良いとは思いますが、
どちらが好みかは人それぞれだと思います。

テナントか一戸建てかでも変わって来ますので、
好みだけの問題でもない問題ではありますけれども。


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