ダイエットの一番の問題?


最近は動物の栄養状態も良くなっており、
動物病院にはしばしば体重過剰気味の子がやって来ます。

減量用のフードを食べながら体重を落とすべくがんばっているという子も多いのですが、
すんなり体重が減る場合もあれば、
なかなか体重が減らない場合もあります。

体重がなかなか減らない場合、
その原因は、使うカロリーが少ないか、
もしくは入って来るカロリーが多いかのどちらかなのですが、
だいたいは摂取カロリーの過剰が原因となっている事が多いです。

なかなか体重が痩せない場合もその原因はさまざまなのですが、
原因を聞いた時にしばしば帰って来る答えが、
「おじいちゃん、おばあちゃんがおやつをあげてしまうんです」
というものです。

せっかく痩せるために、カロリー計算をして、
減量用のフードを持って帰ってもらっていても、
それ以外のフードをあげていたりしたら元も子もありません。

せっかくカロリーを制限しようとしても、
犬がほしがるからと言って、
欲しがるだけあげていては痩せられるはずもありません。

しかも、本人があげているのであれば、
まだどれくらいあげているのかもある程度分かるのですが、
おじいちゃん、おばあちゃんが見えないところであげているのであれば、
どれくらいあげていて、どれくらいカロリーを取りすぎているのかもまるきり分かりません。

犬にしてみれば、誰に催促すればもらえるのか分かっていますので、
おじいちゃん、おばあちゃんのところに行くのですが、
あげる本人は物欲しそうな目で催促されたら、
かわいいからとついついあげてしまうようです。

「あげないでね」
と家族の人が言っても、言う事を聞いてくれないことが多いというのが困ったものですが、
本人にもダイエットに対しての理解をしてもらった上で、
家族で協力して対処してもらうしかありません。

頭では分かっても、じいっと見つめられたら意思の力がもたないことが多いようですが、
どうしてもあげたかったら、

・減量用フードの一日分の中から少しあげる(一日分の量は変えない)
・キャベツなどのカロリーの低いものをあげる

とするしかないですね。

かわいいからと与えていて、それが原因で関節炎などになって歩けなくなってしまった、
それこそかわいそうな事ですのでご注意いただきたいと思います。


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