必ずしておくアカラス検査


皮膚病というものは、原因が違っていても、
傍から見ての症状が、似た様なものになる可能性があります。

病気の中には、ぱっと見て、
病名や病気の原因が分かってしまうものもあるのですが、
皮膚病というものは、見た目で判断すると、
時に誤診してしまう事も多い病気です。

原因が違うものを、間違った治療法で治療していると、
余計に病状が悪化してしまう可能性があります。

皮膚病の原因として、特に気をつけないといけないのは、
アカラス(手足のない、毛穴の中に暮らすダニ)や
カイセン(同じく、まるっこい形をしたダニで、かゆみが強い)など、
皮膚の中に寄生虫が寄生する事によって起こる疾患です。

皮膚病のときは、皮膚で起きている炎症とかゆみを抑えるために、
ステロイドの薬を使用する事もあるのですが、
特に、アカラスなどの寄生虫がいる時に、
それを見逃してステロイドを用いると、
皮膚の免疫力が低下して、余計アカラスが増えてしまい、
病状が悪化する事があります。

皮膚病はぱっと見ての症状が特に似ている事もあるのですが、
アカラスのときは、特に見た目がいろいろな見え方をします。

ぱっと毛が抜けて、少し赤くなっているな、というものから、
赤みもなく、炎症もなさそうなのに、毛だけ薄いものまで、
症状は様々です。

皮膚病は消去法で調べて行く事になりますが、
まず最初に調べて、可能性を否定しておかなければいけないのが
アカラスなどの寄生虫です。

見え方が様々ですので、常に可能性を考えなければいけませんし、
治療を間違うと、絶対に治る事はありません。

検査をしても、時に一回の検査では分からない事もありますので、
怪しそうなときは何度も検査しないといけないこともあるのですが、
検査をし忘れて、間違った治療を続けていて、
後から検査をしたらひょっこり寄生虫が出て来た、
なんて事になったら、頭の痛い事態ですので、
いつも、基本に則って、きっちりと検査をしておかなければいけません。

先入観を持って、見た目で原因を決めつけたりすると、
時に判断を誤る事がありますので、要注意です。


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