 |
|
|
 |
|
突然腰が抜けたように後ろ足が立たなくなったというダックスフンドが来院でした。
検査したところ、椎間板ヘルニアがおこり、脊髄神経が圧迫されていることが分かりました。
椎間板ヘルニアは、一刻も早く手術しないと、時間と共に脊髄のダメージが悪化していきます。
病状を説明した後、急いで手術することになりました。 |
|
|
|
|
|
|
 |
脊髄の手術に当たって、感染が起こらないように気をつけなければいけません。
そのために、不必要なところを術野に出さないようにするための特殊なドレープで術野を覆います。 |
|
|
|
|
|
|
 |
脊髄にアプローチするために、脊椎の突起から背筋を分離していきます。
背筋はとても発達しているため、脊椎まで到達するのは少し大変です。
出血が起こらないように、また不用意な筋肉の損傷がおこらないように、慎重に作業を進めていきます。 |
|
|
|
|
|
|
 |
脊椎が露出されたら、高速電動ドリルで脊椎の骨を削っていきます。
熱で脊髄にダメージを与えないよう、生理食塩水で冷ましながら削ります。 |
|
|
|
|
|
|
 |
脊椎に穴を開けたら、飛び出している椎間板物質を除去します。写真で器具の先に位置しているのが椎間板物質です。
大量の椎間板物質が脊髄を圧迫していました。
脊髄を極力触らないよう注意しながら、椎間板物質を除去します。 |
|
|
|
|
|
|
 |
穴をもう少し大きくします。
片側からアプローチして、飛び出した椎間板物質を除去し、脊髄の圧迫を解除するための手術が、「ヘミラミネクトミー」という手術です。 |
|
|
|
|
|
|
 |
あとは定法に従い、閉鎖していきます。
|
|
|
|
|
|
|
椎間板ヘルニアは、死ぬこともあれば、下半身麻痺などの後遺症状も残ることのある怖い病気です。
手術をしたら、あとは何とか歩けるようになってくれるよう、こちらも祈るばかりです。
症例の子は、術後少しずつ神経機能が回復してきているということで、何とか期待したいところです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
 |